KOBA789

ISUCON13参加者のみなさま、運営のみなさま、こんにちは。株式会社アークエッジ・スペースです。

この度はISUCON 13開催おめでとうございます!

世界最先端の超小型人工衛星の開発および実証をしているアークエッジ・スペースは、「誰もが衛星によるビジネスが可能な未来を」を実現するため、あらゆる宇宙ニーズに応える事業モデルを展開しているベンチャー企業です。

宇宙開発において、ソフトウェア技術は想像以上に広い範囲で活躍します。人工衛星等に搭載されているソフトウェアはもちろんのこと、そのほかにも人工衛星を地上から管制するためのソフトウェアや、人工衛星から得られたデータを利用可能な形に加工するためのソフトウェアなどがあります。

アークエッジ・スペースでは、ミッションの実現に向け、最先端のソフトウェア技術を貪欲に取り込みながら、日々開発に取り組んでいます。

宇宙開発は失敗のリスクが高いことから、歴史的に保守的な技術選定をすることが多い業界でしたが、我々アークエッジ・スペースの衛星管制システムは最近の一般的なウェブサービスと同じような技術で構築されており、Rustで書かれたバックエンドとTypeScript & Reactで書かれたフロントエンドがAWS上にデプロイされています。

超小型人工衛星の開発・運用をしている弊社も、パフォーマンスチューニングと無縁ではありません。むしろ、「チューニングが成功しなければその製品(人工衛星)が成立しない」といった限界状態でのチューニングや、利用可能な計算・通信リソースが乏しいために「パフォーマンスがそのまま商品価値に比例する(処理できるデータ量が2倍なら売り上げ2倍)」といった極めてビジネスクリティカルなチューニングなどがあり、その重要性を強く認識しています。
たとえば私は最近、とあるエンコード処理を7.7倍高速化して部品点数を削ることができました。

ISUCONという競技を通して、パフォーマンスチューニングの難しさ・奥深さ・楽しさをみなさんと共有できることを大変嬉しく思います。

私も ISUCON13に参加します。競技終了後には、お互いのアイデアや実装について議論できることを楽しみにしています!


株式会社アークエッジ・スペース KOBA789



参考資料
https://herp.careers/v1/arkedgespace/aDvKJpvflkI8
https://herp.careers/v1/arkedgespace/r_M844dQjsM1